異界の夜へようこそ・・・
私はファーブラ、導く者。
外界とは全く違う異界の環境のせいで、旅人達は体力的にも精神的にも限界です。
そこで私は旅人達を元気付けるため、ちょっとしたゲームを用意しました。
気に入ってくれれば良いのですが・・・・・

そのゲームに使う物は・・・・

『ダイス〜たびびとのひととき〜』



とある美しい草原

アイ「・・・・うっ」
最後尾を歩いていたアイが急にバランスを崩しその場に倒れる。

ユウ「お姉ちゃん!?」
リサ「アイ!!」
チョビ「クエ〜」
リサ達はアイのそばへと駆け寄る。

アイ「大丈夫・・・ふらっとしただけ。」
そう言ってアイは再び立ち上がった。
リサ「(12歳の普通の子供だもの・・・こんな世界に居て大丈夫なはずないわ・・・)」
よく見るとユウも辛そうな顔をしていた。

チョビ「・・・!!クェクェクェクェ〜!!!」
いきなりチョビはぐるぐるとリサ達の周りを回り始めた。
ユウ「水の匂いがするって言ってる!湖があるみたいだよ!」
リサ「丁度良かった、そこで少し休みましょう。」





アイ「ふぅ〜気持ち良いv」
足だけを水につけ、アイは足をばたばたと動かす。
リサ「敵の気は感じられないわ。ゆっくり休んでていいわよ。」
ユウ「じゃあ一眠り・・・・」
そう言ってユウは木陰の下であお向けに寝っ転がった。
すると、空からキラキラと輝く何かがゆっくりと降りてくる。

アイ「何あれ〜?」
リサ「・・・・・さいころ?」
その空から落ちてきたさいころの様な物が湖に落ちた瞬間
強い光がさいころが落ちた場所から放たれた!

ユウ「うわああああ!!?」
リサ「な、何!?」
アイ「今度は何〜????」
チョビ「クエ〜」
リサ達はその光に飲みこまれ
何処かに消えてしまった・・・・





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