★世界設定編★


異界

外界とは違った文化を持つもう一つの世界。
科学の壁というものが殆どなく、
外界でも異界に近づけば近づくほどその科学の壁は取り払われる。
海はこの事を知っていたので、桜華狂咲を放つ時あれほど高くジャンプできた。
外界と違って謎が多い。
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外界

基本的に海達の住む世界。
異界から見るとこちらが「異界」になる。
科学の壁が存在し、異界とは全然雰囲気が違う。
地方では犯罪や差別が多い所もあり、ある意味では異界以上に危険な所である。
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パーソニア

海達の住む、いわゆる「外界」のひとつ。
外界では最も発展した所である。
しかし、その代わり機械から出た有害物質が撒き散らされ、
空気の汚染度もかなりのものである。
なお、泉や海や波が生まれ育ったところは空気が綺麗なほうである。
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ウィンダリア

異界に存在する世界の一つ。
ここの出身の人間は、皆長身痩躯。
色の暗い外套に片方のレンズが欠けたサングラスが民族衣装ともいえよう。
鼻の頭に一直線の模様があるのも特徴。
黒き風もここの出身。
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ミステリア

ガウディウム四凱将、「白い雲」通称魔剣士の出身国。
やはり異界にある世界。
ミステリア人は短身痩躯で、一見は女性か男性か判断が難しい。
「ミスト」と呼ばれるソイルによく似た物を剣で斬り、直線運動をさせることで 召喚獣を呼び出せる。
剣術に長けているが、ミステリア人には筋肉がつきにくいという特徴もある。
したがって、力ではなく、技で斬るという特殊な剣術を使う。

★組織編★

ガウディウム

リーダー:タイラント伯爵

異界最大規模の組織。
すでに異界の半分を制圧し、外界にまで干渉しようとしている。
四凱将と呼ばれる精鋭4人も含め、2人の高レベルな剣士を雇っている。
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コモディーン

リーダー:ナーヴ

反ガウディウム組織。
基本装備は吹き矢なので肺活量はかなりのものである。
規模的にはあまり大きくないが、高性能な機械を多数所持。
その中でも、飛空艇シルヴィアは最高の出来。
先ほども述べた通り、規模が小さいため「リベレーター」という組織から支援をうけ ている。
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リベレーター

リーダー:マーツ

コモディーンと同じく反ガウディウム組織。
リベレーターとは「解放者」の意味を持つ。
基本装備はミスリルソード。
こちらもやや小規模だが、一人一人のレベルが高い。
コモディーンと同じく、ガウディウムに侵略された世界の住人の生き残りで構成されている。
マーツ自身も、自分の世界を滅ぼされている。

★その他設定編★

氣現術、魔法について

これは、ある特殊な訓練を行った者しか使えない。
氣現術とは、リサや泉が使う、万物の「氣」を使う術である。
高レベルになると、「気現獣」と呼ばれる召喚獣に近い存在を生み出す事が出来る。
魔法とは、科学の壁を超越した、精神エネルギーのようなものを使う技術である。
異界では、これを使えても不思議ではないが、外界では使える者は滅多にいない。
この魔法で、モンスターを生み出す事も可能。
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ミスリルについて

リベレーターの基本装備であるミスリルソードも、名の通りこのミスリルで出来てい る。
ミスリルとは、美しい青色をしていて、それでいてとてつもなく硬く、軽い。
外界でも、このミスリルを使っている。
ミスリルの性質から、武器にも使われる。
軽く、頑丈で幅広く使えるという最高の金属ともいえよう。
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とび水について

コモディーンの飛空艇「シルヴィア」の動力源。
異界のとある場所にしか存在せず、外界には無い。
したがって、外界より異界のほうが飛空艇の技術では圧倒的に高い。
ほとんど減らないので、半永久的に使える動力の一つでもある。
そして、このとび水には力を抑える効果もあり、海の右腕の布にも、
このとび水が少しだけだが、使用されている。
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服装について

異界では昔も現在も民族衣装を着るのが当然だが、
現在の外界で民族衣装を着る機会は祭り事などしかない。
アクセサリー等を、着用するのは異界、外界共通である。
雨のような簡単な形の物から、複雑な形の物まである。
他に異界、外界共通といえば、男女共に頭髪を伸ばす事や、
隻眼になった際に、髪で片方の目を隠すなど。
実際、海も右目の視力を奪われているので、髪で隠している。
すなわち、全員、あまり不自然な格好ではない。
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伝説、言い伝え等について

ほとんど迷信ではあるが、一つ、物語にも深く関わっている事がある。
異界でしか起こらない事だが、赤ん坊の瞳の色が、毒々しい紫をしている事がまれに ある。
その赤ん坊が、一人っ子や兄弟、双子の2人ともがその目の色ならば、家族に幸運を もたらすという。
しかし、一卵性双生児で、その上一人だけがその目をしていると家族に災いをもたら すという。
そして、その子は、15歳まで折檻され続けなければならない。
というこの上なく残酷な言い伝えがある。
そして、この目の色をした子どもは、異常に強大な魔力を有するという。




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